ソマリアの海賊

最初に宣言したブログの内容と実際とがだいぶずれてきてしまったので軌道修正します。今私が興味を持っているのはタイトルにある通り「ソマリアの海賊」です。



まず「ソマリア」って何?どこらへん?ということですが、

引用:外務省HP
この黄色く表記されているのがソマリア共和国、首都はモガディッシュです。いわゆるアフリカにある国です。
BLACK LAGOON」の2巻でバラライカが自分の部下を何者かに殺されたとき「ここはモガディッシュ?」と言っていたのはここのことだったのですね。

私が最初にこのテーマに興味を持ったきっかけは、授業で必要な時に読んだこの記事です。

 

モスクワ東洋学研究基金のセルゲイ・ルジャニン教授は、海賊による脅威は実際に深刻なものだが、実際より誇張として、次のように語った―

「肝心なのは、西側主要先進国が当初、報道も軍の諜報機関も、海賊行為とは、貧困にあえぐ人々が生活の糧を手にするため犯罪に及んだものだとする、間違った解釈をしていたことにある。しかし実際はそうではない。この海賊行為が、自前の教育・訓練養成システム、諜報機関や最新の通信機器、巨大な資本を有した、強力な国際機構であることに、いまや疑いの余地はない。またこの国際機構は、過去にいずれかの国で諜報機関に関係していた専門家を利用していると考えるに十分な根拠がある。これは新たな形の国際テロリズムであり、政治に大きな影響を与える。また海賊の正体を正しく評価できないこと等により、戦いは非常に困難なものとなる」
http://japanese.ruvr.ru/2010/04/28/7048749.html

海賊=テロリストかどうかはともかくとして、(テロリストって基本的に政治的思惑をもつ集団のことをいうと思うので)最近何かと話題の現代の海賊について、次の[考察]記事に書きたいと思います。